【動画】「動物たちはどこへ 変わりゆく動物園」 転換期を迎えた動物園の実態に迫ります
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 将来的に国内の動物園では見られなくなる可能性がある動物がいる。海外から新たに入ってこなくなり、動物園での繁殖もうまくいかない。そんな危機的状況にあるのがアフリカゾウだ。この夏、数少ない中の1頭が亡くなった。

 8月9日、東山動植物園(名古屋市)のアフリカゾウ、ケニー(メス、推定46歳)はいつも通りに食事をしてトレーニングもこなした。異変は翌朝。前夜のエサが残ったままで下痢もしていた。獣医師が診たが、夕方に立てなくなった。一度起き上がっても再び倒れ、そのまま息を引き取った。

拡大する写真・図版単独で飼育されていた生前のケニー=2020年6月27日、名古屋市の東山動植物園、北上田剛撮影

 ケニア生まれで1975年の来園から45年を東山で過ごした。2009年にオスが死んでからは1頭だけで暮らしていた。群れで生活するゾウを単独で飼うのは好ましくない。園がケニーの引き取り先を探していたが、見つからないままだった。

【プレミアムA】動物たちはどこへ
日本に動物園ができてまもなく140年。これからも存在していくために、果たすべき役割は何か。情報公開請求して入手した84の公立動物園の資料と取材をもとに、動物園が抱える理想と現実、ひずみに迫ります。

 古い獣舎に1頭だったケニーに…

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