【動画】「動物たちはどこへ 変わりゆく動物園」 転換期を迎えた動物園の実態に迫ります
[PR]

 チンパンジーのデッキーは、多摩動物公園(東京都)で群れをまとめるリーダーの一角だ。仲間からの信頼も厚く、優しいボス。だが、ひとつ「できない」ことがあった。

 エサのゴボウを食べながら、集まった来園者をじっくりと観察する。あごの白髪が特徴のオス・デッキー(推定42歳)。19頭からなるチンパンジーの群れをまとめるリーダーのひとりだ。

拡大する写真・図版チンパンジーのオス「デッキー」。人間をよく観察しているという=2020年6月29日、多摩動物公園、鈴木彩子撮影

 ケンカが起これば仲裁に入り、子どもの面倒もよく見る。メスたちからの信頼も厚いという優しいボス。このデッキーの子孫を残そうと、多摩では2016年から、人工授精の試みが進められている。

 なぜ、人工授精なのか?

 それは、デッキーにひとつ「できない」ことがあるからだ。

プレミアムA 動物たちはどこへ 変わりゆく動物園
日本に動物園ができてまもなく140年。これからも存在していくために、果たすべき役割は何か。情報公開請求して入手した84の公立動物園の資料と取材をもとに、動物園が抱える理想と現実、ひずみに迫ります。

 デッキーは、もとは野生で生ま…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら