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 兵器級の神経剤「ノビチョク」系の毒物を盛られたとされるロシアの反政権活動家アレクセイ・ナバリヌイ氏が15日、人工呼吸器を外した自身の姿の写真をインスタグラムに投稿した。写真には「昨日はまったく人工呼吸器を使わなかった」とのコメントも添えられ、回復が続いていることをうかがわせた。

 先月に意識を失って以来、本人のコメントが伝えられるのは初めて。ナバリヌイ氏は妻ユリヤさんと2人の子どもに囲まれ、病院のベッドに座っている様子の写真を投稿。自力で呼吸できるようになったことを「とても素晴らしい」と喜ぶ一方、「まだ自分ではほとんど何もできない」とも書き込んだ。

 ナバリヌイ氏は8月20日にロシア国内で意識を失い、ベルリンのシャリテ大学病院に転院。同病院は今月14日、容体が改善しベッドから起き上がれるようになったと発表していた。(モスクワ=石橋亮介)