菅首相「国民のために働く内閣に」 今朝は40分間散歩

菅政権発足

楢崎貴司
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 新内閣の発足から一夜明け、菅義偉首相は17日朝、首相官邸に入る際に記者団の取材に応じ、「まさに身の引き締まる思いだ」としたうえで、「国民のために働く内閣をスタートさせて、しっかりとした成果を上げて国民の期待にお応えをしたい」と語った。

 首相は18日に副大臣、政務官人事を行うと表明。16日の就任会見で「来年以降、中止する」とした首相主催の「桜を見る会」について、「予算要求は私はしない」と改めて説明した。

 首相は17日午前6時半すぎから官邸敷地内を40分ほど散歩した後、ホテルで会食。8時半すぎに再び官邸に入る際に、ぶら下がり取材に応じた。官房長官時代は東京・赤坂の衆院議員宿舎の周辺で散歩をすることが日課だった。

 加藤勝信官房長官は同日午前の記者会見で、桜を見る会の中止判断の背景に政府全体で新型コロナウイルス対策を行っている状況があると説明し、「少なくとも首相在任中は(開催)しないと私は認識している」と説明。招待基準の明確化や招待人数など政府が進めていた開催内容の見直し作業についても、コロナ対策を優先するため「全般的な見直しを行うことは難しい状況だ」と述べた。

 一方、武田良太総務相は同日の会見で、首相が掲げるデジタル化の推進について「行政の効率化を進めるうえでもデジタル化をしっかり捉えていくことは重要だ」と語った。(楢崎貴司)