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 北海道千歳市の支笏湖畔に開館した王子軽便鉄道ミュージアム「山線湖畔驛(えき)」にちなんだ駅弁が誕生した。特産のヒメマスを使った「チップ(ヒメマスの通称)寿(す)し」や「チップ漁師弁当」など6種が、ミュージアム近くの商店街で販売される。

 「山線」の愛称で、明治から戦後にかけて苫小牧―支笏湖間を運行していた王子軽便鉄道。1月のミュージアム開館をきっかけに、運営する支笏湖・山線プロジェクト実行委員会が「駅には駅弁がつきもの」と湖畔の商店街に呼びかけ、レストランやカフェなど6店が協力した。

 ヒメマスを使った駅弁は、握りと巻物の「チップ寿し」(税込み1千円)や丸ごと1匹を唐揚げにした「チップ漁師弁当」(同)、魚醬(ぎょしょう)で味付けしたフレークを散らした「チップ飯」(同700円)など。1日約10個の数量限定で19日から各店舗で販売を始める。

 新型コロナウイルスの影響で湖畔の飲食店は利用客が減少。密を避けるため持ち帰りメニューの注文が目立っているという。実行委の木下宏事務局長は「この駅弁が話題になって商店街が盛り上がってくれればうれしい」と話している。

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 駅弁を販売する商店街の6店舗は次の通り。

 「お食事処・寿」「北のうまいもん店・碧水(へきすい)」「ペンネンノルデ」「メメール」「レイクサイドキッチン・トントン」「支笏荘」(志田修二)