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 国際宇宙ステーションの中に浮かぶ「ポカリスエット」(大塚製薬)、ふわりと漂う「カップヌードル」(日清食品)を食べる宇宙飛行士。こんなCMをご記憶の方もいるだろう。いずれも企画や制作を手がけた高松聡さん(57)は、宇宙飛行士になることが、少年時代からの夢だった。今は、写真家として宇宙へ向かうことを目指している。

拡大する写真・図版ロシアのソユーズロケットについて語る高松聡さん=東京・北青山

 宇宙飛行士になりたくて、筑波大では応用物理を専攻した。宇宙開発事業団(NASDA)で飛行士になる道を目指したが、視力が足らず、大学卒業後は広告大手の電通に入社した。

 宇宙への思いは、仕事にも表れる。

 国際宇宙ステーションでのCM撮影を企画し、2001年末にポカリスエットのCMを発表。電通から独立して、クリエーティブ・エージェンシー(広告企画会社)を立ち上げてからも、宇宙での制作を企画。ロシアの宇宙飛行士が登場するカップヌードルのCMにつながった。撮影時は、モスクワ郊外の飛行管制センターから飛行士と交信し、「よくここまで来られた、と満足していました」。

拡大する写真・図版2005年から放送された「カップヌードル」のCMから (C)Space Films

 こうした仕事をきっかけに、米国の宇宙旅行会社やロシアとの関係が生まれた。

拡大する写真・図版カザフスタンのバイコヌール宇宙基地内の博物館横にある「ソ連版スペースシャトル」=高松聡さん撮影

 14年、英国の歌手サラ・ブライトマンさんがロシアで宇宙飛行士になる訓練を受けることになり、旅行会社からそのバックアップ飛行士になる訓練を受けないか、と打診される。視力による制限はない。夢をかなえる機会が到来した。

 訓練には、数億円ともされる費…

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