青森市新町の再開発、商業施設名は「THREE」に

仲川明里
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 青森市中心街で計画される新町1丁目の百貨店・中三青森店跡地の再開発事業で、新たに建設する複合型商業施設名は中三の「三」を引き継ぐ「THREE(スリー)」とすることを17日、事業主の新町街づくり株式会社(青森市)などが発表した。

 市内で開いた記者会見で、新施設の概要を発表した。複合施設は2棟で構成され、東側の14階建ての建物は1~3階にセレクトショップやカフェなどの飲食店、4階にはクリニックやエステサロンが入る。5階以上はマンションで86戸が分譲される。1~4階に入居する店舗は今後募集し、中三の出店など商業エリアの詳細は「現時点で未定」だという。

 昨年4月末に旧店舗の営業終了に伴い、同年5月から青森市本町に開店したサテライトショップは、新施設の完成後も引き続き営業する予定。中三の木村中社長は会見で「東北でも非常に大きなプロジェクトとなる。今日の厳しい状況の中で、百貨店は完全に生まれ変わらないといけない。中三の良さを残しつつ全く新しい環境や集う場所をつくっていきたい」と話した。

 西側の5階建ての建物は、1階を生鮮食品店、2~5階は計224台を収容する駐車場となる。いずれも今年11月から建設工事が始まり、2023年春のオープン予定。総事業費は90億円前後を見込んでいる。新町街づくり株式会社の工藤猛社長は「新しい複合施設を建築することで、中心市街地の活性化に少しでも寄与していきたい」と話した。(仲川明里)