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 サッカーJ3のブラウブリッツ秋田は17日、2014年開幕戦から19年開幕戦までのホームゲーム全85試合で、入場者数を水増ししていたと発表した。今年2月に日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)へ通報があり、3月から調査を開始したところ、不正が発覚。リーグから今月、罰金400万円を支払うよう通知されたという。

 BB秋田は、Jリーグの規約では入場者数に含まれない運営ボランティアやスタッフらを1試合平均75~120人計上。さらに、スタジアムの入場口で数えた入場者数の1割程度を上乗せして公式発表していた。

 岩瀬浩介社長は経緯について、14年当時、入場口で集計を担当する社員がほかの業務を兼任していたため集計に漏れがあると感じ、目視で観客を数えたところ1割程度多かったことから、毎試合上乗せするようになったと説明。

 「規約をしっかり把握していなかった上、実数に近い数をつかみたいという意思が働いて、ずさんな算定方法をとっていた。心からおわび申し上げる」と陳謝した。昨年から段階的に、入場口に集計専任のスタッフを置くなどの再発防止策を講じてきたという。

 岩瀬社長は今年の年俸について3分の1を返上するほか、専務は4分の1、常務は5分の1を返上する処分を決めた。(高橋杏璃)