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 家庭用磁気商品の「オーナー商法」で多額の現金を集めた「ジャパンライフ」元会長の山口隆祥容疑者が逮捕されたことを受け、立憲民主党の安住淳国会対策委員長は18日、「桜を見る会の招待状が詐欺の大きなきっかけになったことを考えれば、政府の責任は非常に大きい」と述べた。菅内閣に対して「再調査をお願いしたい」とし、改めて国会で追及する方針も示した。

 安倍晋三首相(当時)主催の2015年の「桜を見る会」に山口容疑者が招かれたとする招待状が顧客勧誘に使われ、安倍首相の招待だったのではないか、と野党側が追及していた。菅義偉官房長官(当時)は山口容疑者を招待したかについて、「確認できない」として明らかにしてこなかった。

 安住氏は「(菅首相は就任会見で)『おかしいと思ったことは直します』と言っている。こういう疑惑にメスを入れてもらいたい」と指摘。調査が進まなければ、予算委員会でただす考えを示した。

 一方、加藤勝信官房長官は18日午前の記者会見で、山口容疑者の桜を見る会への招待について再調査するか聞かれ、「今から改めて調べても確たることは申し上げることはできない、と認識している」と述べ、否定的な考えを示した。資料が保存されていないことなどを理由に挙げた。(小泉浩樹