聞き手・神宮桃子
2021年春夏の新作を発表するミラノ・コレクションが22日に始まった。シンプルでフェミニンな服やワイヤーバッグなどで知られるアンテプリマは、約20年前からミラノ・コレクションに参加している。デザイナーの荻野いづみさんに、ミラノの魅力や今回の新作発表について聞いた。
――1993年にミラノでアンテプリマを立ち上げたのですね。98年からミラノ・コレクションに参加していますが、ずっとミラノで発表している理由は?
ファッションではやはり、パリとミラノが世界で不動の地位を築いていますので、多くの人が集まります。私にとって、インターナショナルであることはとても大事です。スタッフも日本、イタリア、中国、香港、アメリカと国際色豊か。コロナ問題で、いまはグローバルに動くことはできないですが、違った国の色々な思考を自分の中にとり入れ、イメージを高めることは自分が生きていく上で重要だと思っています。
――だからこそ、ミラノでやることに意味があると。
そうです。ショーを作りあげるのに、我々のコレクションだけでなくモデル、ヘアメイク、演出家、音楽家などが世界から一気に集まり、ミラノは、国際色豊かになります。情報を得やすいですし、多くのチャンスが得られます。
――パリ・コレクションと比べて、ミラノの特徴はどんなところでしょうか。
ミラノはきちんと商品を売って…
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朝日新聞社会部