個人客に体験会、学びの場 智頭町の重文「石谷家住宅」

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石川和彦
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 国指定重要文化財「石谷家住宅」(鳥取県智頭町)が個人客を増やそうと、体験会を開いたり、学びの場を提供したりしている。入館者数が伸び悩んでいることに加え、新型コロナウイルスの感染拡大で当面の間、団体客が見込めなくなったことが大きい。

 13日午前9時、庭園をL字形に囲む「新建(しんだて)座敷」「江戸座敷」前の縁側に、町内外から来た若い男女と中高年の男性7人が集まり、近くの曹洞宗・興雲寺の住職、吉田廉士(やすし)さん(82)の指導で1回目の座禅体験が始まった。

 「左足を右のももの上に」「右手を下にして親指が水平になるように」。吉田さんがあぐらのかき方や手の組み方を説明する。参加者は庭園に向かい、目を閉じたり、開けたり。滝から流れ落ちる水の音や鳥のさえずりだけが聞こえた。

 終了後、観光関係の仕事をし…

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