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 政府は18日の閣議で、副大臣25人と政務官27人の人事を決めた。「脱派閥」を掲げて自民党総裁選を制した菅義偉首相だが、閣僚と同様に、主要派閥への配慮を見せた「派閥均衡型」となった。

 加藤勝信官房長官は同日の閣議後会見で、人選について、行政の縦割りや既得権益の打破を推進するため、「それぞれ経歴、経験を踏まえた適材適所の布陣となっている」と述べた。

 女性副大臣は厚生労働の三原じゅん子参院議員(無派閥)のほか、文部科学の高橋比奈子衆院議員(麻生派)、環境の堀内詔子衆院議員(岸田派)の計3人。

 全体的には「派閥均衡」の色が濃い。第2次安倍政権で国政選挙での勝利が続いただけに、適齢期とされる3期前後の議員は多い。そのため、「割り振り」の調整が難航したという。ある派閥幹部は「今回は順当な順送り人事」との見方を示した。(石井潤一郎)

副大臣

 【復興】亀岡偉民④、横山信一・参②=公明【内閣府】赤沢亮正⑤、藤井比早之③、三ツ林裕巳③【総務】熊田裕通③、新谷正義③【法務】田所嘉徳③【外務】鷲尾英一郎⑤、宇都隆史・参②【財務】伊藤渉④=公明、中西健治・参②【文部科学】高橋比奈子③【文部科学兼内閣府】田野瀬太道③【厚生労働】三原じゅん子・参②、山本博司・参③=公明【農林水産】葉梨康弘⑤、宮内秀樹③【経済産業兼内閣府】長坂康正③、江島潔・参②【国土交通】大西英男③【国土交通兼内閣府兼復興】岩井茂樹・参②【環境】笹川博義③【環境兼内閣府】堀内詔子③【防衛兼内閣府】中山泰秀⑤

政務官

 【内閣府】岡下昌平②、和田義明②【内閣府兼復興】吉川赳②【総務】谷川とむ②、古川康②、宮路拓馬②【法務】小野田紀美・参①【外務】国場幸之助③、鈴木隼人②、中西哲・参①【財務】船橋利実②、元栄太一郎・参①【文部科学】鰐淵洋子①=公明【文部科学兼内閣府兼復興】三谷英弘②【厚生労働】大隈和英②、小鑓隆史・参①【農林水産】池田道孝③、熊野正士・参①=公明【経済産業兼内閣府】宗清皇一②【経済産業兼内閣府兼復興】佐藤啓・参①【国土交通】小林茂樹②、朝日健太郎・参①【国土交通兼内閣府】鳩山二郎②【環境】宮崎勝・参①=公明【環境兼内閣府】神谷昇②【防衛】大西宏幸②【防衛兼内閣府】松川るい・参①

 (敬称略。丸数字は当選回数、「参」は参院議員。「公明」以外の所属政党は自民)