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 山梨を代表するワイン「甲州」の仕込みが、県内で本格化している。甲州市勝沼町下岩崎のワイナリー「蒼龍葡萄(そうりゅうぶどう)酒」では今月上旬、近くの自社畑で原料となる甲州ブドウの収穫を始めた。

 今年は天候不順のため栽培に苦労したという。香りを引き出すため消毒液を使わずに育てたこともあり、長雨の影響を大きく受けた。社員総出で病害に冒された粒を取り除いたといい、栽培と醸造を調整する山田浩美さんは「大変でしたが、まずまずの出来になりました」とほっとした表情を見せた。

 収穫後に冷蔵庫で冷やしたブドウは、数日後に醸造場で破砕機にかけられる。その後は圧搾してタンクに仕込まれ、場内にはブドウの香りが広がっている。

 新酒は11月3日に販売される予定だ。(永沼仁)

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