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 時代が変われば意識も変わる。それを象徴するような光景を群馬県太田市の藪塚温泉郷で目にした。

 中村敦夫が演じた「木枯し紋次郎」(笹沢左保原作)の出生地とされる「三日月村」を再現したテーマパークの近く。こけむした石段を上った見晴らし台のようなスペースに、高さ1メートル超の石碑がポツンと立っていた。「烟草(たばこ)ありて人生愉(たの)し」と刻まれている。傍らの石碑には「憩いとやすらぎ」と彫られ、たばこがいかに人々に愛され、税収に貢献しているかを誇示する言葉が刻まれている。

 裏に「たばこ供養」とある。文字がかすれて読みづらい。草木が生い茂り、手入れされている様子もない。道しるべによれば「パイプ塚」と呼ぶらしい。

 近くの市立藪塚本町歴史民俗資料館を訪ねると、管理人の竹内隆美(たかよし)さん(63)が「2年半ここにいて、パイプ塚について尋ねられたのは初めて」と笑いながら、資料を探し出してくれた。

 地元の有志がまとめたという写…

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