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 新内閣発足に伴う文部科学省の新しい副大臣と大臣政務官計4人の初登庁が18日夜、省内であり、職員ら100人以上が待機して出迎えた。その後の記者会見は日付をまたいで行われ、職員は未明まで対応した。省内では9月までを「働き方改革推進強化月間」としており、職員からは「非常識」との声が上がった。

 副大臣2人は午後6時からの皇居での認証式後、副大臣会議をへて午後10時前、文科省に初登庁。その約20分前に2人を迎えるアナウンスが省内に流れ、幹部らは執務室までの廊下に並び、花束を渡したり拍手したりして出迎えた。政務官2人も午後11時前に初登庁し、同様に迎えられた。

 18日午後11時45分からは、省内で4人が就任の記者会見をした。深夜に及んだことについて田野瀬太道副大臣は「今日中にやることで週明けから次の仕事に取り組むことができる。ただ働き方改革と言っている以上は、改革すべき所は改革したい」と述べた。

 文科省によると、初登庁と職員の出迎えなどはこれまでの慣例に沿って行った。深夜に及んだのは、翌日から4連休を挟むことも考慮したという。一方、国土交通省や経済産業省などでは、各副大臣、政務官の初登庁は連休明けの23日に行われる予定で、省によって対応は分かれている。待機したある文科省職員は「早く文科行政のことを理解してもらうためとはいえ、深夜まで居残ってやることだろうか」と話した。(伊藤和行、鎌田悠)