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 来年4月に任期満了を迎える千葉県知事選に、千葉市の熊谷俊人市長(42)が立候補の意向を固めたことを受け、自民党県連が警戒感を強めている。鈴木大地スポーツ庁長官(53)の擁立に向けて調整する県連内からは「やっぱり強い」という声が漏れる。千葉市長の「後釜」をめぐる動きも浮上してきた。

 19日午後、自民党県連は千葉市美浜区のホテルで政治資金パーティーを開いた。約600人が参加。国会議員が壇上に並ぶ中、代表して森英介衆院議員(千葉11区)は「近々に千葉県知事選があり、千葉市長選もある。一致団結して結果を出すことが、菅政権の基盤を作る原動力になっていく」と呼びかけた。

 熊谷氏について、中堅衆院議員は「千葉市では強い。イメージはいい」と警戒し、「ダブル選になる」との見方を示す。ベテラン衆院議員は「千葉が保守王国だっていうのを忘れちゃいけない」という。

 県連幹部は鈴木氏擁立に向けて面会を重ねている。熊谷氏の動きを受け、擁立の流れはさらに本格化しそうだ。渡辺博道会長は記者団に対し、「当然我々も遅れはとれない。どういう形で(熊谷氏が)意思表示をしていくのか見極めながら、対応していかなければならない」と語った。

 河上茂幹事長は鈴木氏擁立の時期について「(長官退任後の)来月中には、と思っている」と話す。

 現職の森田健作知事(70)はパーティーに姿を見せていない。党内では、森田氏について「(4期目は)おそらくやらない」(河上幹事長)との見方が強まっており、鈴木氏への期待感が高まる。

 県連幹部は「水泳連盟だけでなく、スポーツ庁長官をやって行政経験もしっかりしている」、ベテラン衆院議員は「久しぶりの生粋の千葉県人」と語った。(今泉奏、高室杏子)

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 熊谷氏は19日、報道陣の取材に応じ、知事選への立候補の意欲を改めて示した。取材への対応は朝日新聞が19日の朝刊で「知事選出馬へ」と報じたことを受けて行われた。

 熊谷氏は「いろいろな方から知事選への期待をいただき、意見交換をしてきたのは事実」と述べ、立候補に向け準備していることを明かした。ただ立候補表明かという問いには「思いは固まりつつある」の表現にとどめ、明言しなかった。

 その理由として、「いまから表…

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