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 三重県鳥羽市で24年前に化石が発見された大型草食恐竜「鳥羽竜」に関する展示が20日、同市鳥羽1丁目の門野幾之進記念館で始まった。これまで市内の小学校に保管されていた資料を広く見てもらおうと、常設展示されることになった。鳥羽竜の化石のレプリカなど約50点が並ぶ。

 鳥羽恐竜研究振興会の山下直樹事務局長によると、鳥羽竜の化石は1996年に、鳥羽市安楽島町の海岸の岩肌から見つかった。約1億3800万年前に生息し、体長は16~18メートルと推定される。学名はまだ付けられていないが、これまでに上腕骨や大腿(だいたい)骨、しっぽの骨などの化石が見つかっていて、展示場では鳥羽竜の化石のレプリカ、同じ海岸で見つかった貝や恐竜の化石を見ることができる。

 今でも発見現場付近の海岸では、鳥羽竜と同じ時代の貝の化石などを発掘できる。鳥羽竜の頭部の化石なども、その付近に埋まっている可能性があるという。

 山下事務局長は「鳥羽市で発見された恐竜がどういうものかを見てもらい、恐竜に関心を持ってほしい」と話している。入館無料、火曜休館。問い合わせは門野幾之進記念館(0599・25・8255)。(甲斐江里子)