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 「やまぐちジビエ festa」が20日、山口市阿知須のいぐらの館であった。シカ皮を使ったレザークラフトのワークショップのほか、県内で捕獲されたシカ肉のローストやイノシシ肉の角煮丼が振る舞われた。来場者は「肉の味が濃い」「やわらかくておいしい」とほおばった。

 催しは害獣対策の活動について知ってもらおうと、山口市の地域おこし協力隊の中岡佑輔さん(40)が企画した。県などによると、野生鳥獣による農林業の被害額は2019年度、県全体で約4億3600万円。捕獲されたシカは約6800頭、イノシシは約1万6800頭に上る。うち、加工されて食用や皮などに活用されるものは5~10%程度という。

 参加者の一人、山陽小野田市の野原琥藍(こあ)さん(13)はイノシシ肉が好きで、将来の夢は猟師という。「無駄になるものを減らして皮や肉を活用していけたら良いと思った」。中岡さんは「皮や食など様々な角度からジビエに関心を抱いてもらい、害獣対策について知ってもらえれば」と話した。(寺島笑花)

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