[PR]

 自治体同士が手を取り合って新たな観光の形を作ろうと、奈良県田原本町、吉野町、明日香村、奈良市の各首長が今月12日、奈良市のホテルで観光の連携について語り合った。世界遺産を中心とした周遊で、観光客に県内各地の魅力を味わってもらおうという意見があがった。

 コロナ禍で各地の観光業に大きな影響が出ていることなどを受け、仲川げん・奈良市長の呼びかけで開かれた。森章浩・田原本町長は「県内の世界遺産ツアーを実現し、田原本町は南北の結節点として観光産業を作りたい」と話した。

 「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録をめざす明日香村の森川裕一村長は「キラーコンテンツをそれぞれ作り、県全体で発展して人を呼び込みたい」。中井章太・吉野町長は「(それぞれの地域の)資源をどうつなげて観光客の満足感を高めるか、連携して魅力あるものにしたい」と話した。仲川市長は「奈良の観光を通過型から滞在型に変えたい。来春までにモデルツアーを作りたい」と意欲を示した。(平田瑛美)