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 厚生労働省が今冬のインフルエンザワクチンの接種について、「65歳以上の高齢者優先」と呼びかけたことに、小児科医らから困惑の声が上がっている。新型コロナウイルスとの同時流行に備え、接種希望者が殺到することを懸念した要請だったが、重症化リスクの高い乳幼児まで受け控えしてしまう恐れがあるからだ。日本小児科医会は17日、「小児への接種時期を一律に遅らせるのは避けるべきだ」との見解を発表した。

拡大する写真・図版11日に厚生労働省が示したインフルエンザワクチンの接種時期調整についての文書。「ご協力のお願い」として、65歳以上でない人については、「10月26日まで接種をお待ちください」とする

「高齢者優先」に混乱

 問題となっているのは、同省が11日に各自治体の保健所などに通知したインフルエンザワクチン接種についての事務連絡。接種が始まる10月初めに希望者が集中するのを避けるため、65歳以上を優先し、そのほかの人は「10月26日まで接種をお待ちください」と国民へ呼びかけ、協力を求める内容だ。「65歳以上」としたのは、公費助成がある国の定期接種の対象者であり、「リスクが高く、最優先」と考えられるからだという。26日以降については、医療従事者や持病がある人、妊婦、子ども(生後6カ月~小学2年生)で希望する人に、早めの接種を呼びかけている。

 しかし、小児科医らからこの順…

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