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 サッカーのイングランド・プレミアリーグは20日に4試合があり、昨季王者のリバプールはチェルシーとの注目の一戦を2―0で制し、開幕2連勝とした。南野拓実は後半41分から今季リーグ戦初出場した。

 2連覇を目指すリバプールが、持ち前の連係の高さで難敵に競り勝った。

 前節3失点し、守備の立て直しが求められたチェルシー戦。だが、相手は新型コロナウイルスの影響で予算が制限されるチームが多いなか、優勝奪回のため大型補強を敢行してきた。20日までに総額2億ポンド(約270億円)以上とみられる移籍金を投じ、ドイツ代表FWウェルナーやMFハフェルツらを獲得している。互角の攻防が続き、前半はともに無得点で終わった。

 試合が動いたのは前半終了間際だった。チェルシーDFが悪質なファウルでレッドカードで退場。数的有利となったリバプールが後半は主導権を握った。

 後半5分には相手ゴール前で細かいパス交換からチャンスをつくり、最後は強力3トップが躍動。右サイドの狭いスペースながら、ブラジル代表FWフィルミノがエジプト代表FWサラーとのワンツーで抜け出してクロスを上げ、中央で待ち構えたマネが頭で合わせて先制点を奪った。4分後にはマネが相手GKのパスをカットし、右足で流し込んで追加点だ。

 貴重な勝ち点3にリバプールのクロップ監督は「先制点が流れをもたらしてくれた。ほぼ全員が絡み、いい形だった」と上機嫌。一方で後半30分にPKを失敗するなどミスが響いての敗戦に、チェルシーのランパード監督はテレビのインタビューで「2失点目は(GKの)大きなミス。それ以上のことは言いたくない」と険しい表情だった。(ロンドン=遠田寛生)