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 大雪山系・旭岳(2291メートル)の登山口で、山岳遭難を防ぐための医療・登山相談が、19~21日に行われた。民間の山岳医療救助機構と旭岳ビジターセンターが試験的に開催。旭岳温泉のビジターセンターでは早朝から、同機構代表で国際山岳医の大城和恵氏が登山者の血圧測定などにあたり、「血圧は、寝不足などで上がるうえ、寒さや脱水でも上がる」と、防寒対策や給水の重要性を伝えた。

 標高約1600メートルにある大雪山旭岳ロープウェイの姿見駅前では、旭岳の天気予報や熊出没情報などがホワイトボードに書かれた。担当者は「頂上の体感温度は零下10度。防寒対策は十分ですか」などと、注意を呼びかけていた。

 大城氏は「体調や天候のアドバイスを聞いて、ルートを柔軟に変えてくれた方もいる。いろいろなオプションを提示することで、安全な登山を楽しんでもらいたい」と話した。(本田大次郎)