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 愛知・岐阜県境にある「愛岐トンネル群」の3D画像が完成し、公開された。1900(明治33)年に開通した旧国鉄中央線のトンネルで、国有形文化財に登録されている。日本の近代化を担った歴史を感じさせる外観や周囲の自然などが鑑賞できる。

 愛知県春日井市のJR定光寺駅近くにあり、かつては蒸気機関車(SL)も行き交ったが、1966年に廃線。2014年にNPO法人「愛岐トンネル群保存再生委員会」がトンネル4基がある土地を買い取り、観光名所として保存活動を続けている。

 画像は、NPOが管理する「3号トンネル」とその周辺。春日井市観光コンベンション協会の会員企業「広陽商工」が撮影し、協会がホームページ(http://kasugai-kanko.jp/別ウインドウで開きます)で公開した。高さ約4メートル、幅約3メートルの内部などトンネルの入り口付近から約40メートルにわたって記録している。10月18日まで公開される。

 トンネル群は毎年春と秋に一般公開されているが、今春はコロナ禍で中止になった。11月に始まる秋の公開に向けて準備が進んでおり、協会の担当者は「貴重なトンネル群を知り、興味を持ってもらうきっかけになれば」と話している。(高原敦)

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