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 オーストラリア南部タスマニア州のマッコリー湾で、約270頭のゴンドウクジラが浅瀬に迷い込み、一部が砂浜に打ち上げられている。州や警察、地元の漁民らが21日から救助活動を続けているが、22日までに90頭ほどが死んでしまったという。豪メディアが伝えた。

 ゴンドウクジラは、体長が6~7メートルほどのクジラ。同州沿岸では群れで移動する姿が見られるが、これほどの数が浅瀬に迷い込むのは珍しいという。専門家からは、群れを率いる1、2頭のクジラが何らかの理由で進む方向を誤り、ほかのクジラが続いてしまったのではないか、との見方が出ている。

 現場では州当局や漁民ら60人が、ボートでクジラに近づいて、沖合に誘導しようとしているが、難航している。(シドニー=小暮哲夫)