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 芝野虎丸名人(20)に井山裕太棋聖(31)が挑戦している第45期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第3局が23日、山口市の「山口市菜香亭」で始まる。ここまで挑戦者の開幕2連勝。名人には正念場の一局となる。

 芝野は名人のほか王座、十段を、井山は棋聖のほか本因坊、天元を併せ持つ。囲碁七大タイトルのうち六つを占めるふたりの頂上決戦は、他棋戦を含め現在井山が4連勝中と押しまくっている。ただ、名人戦の過去2戦は紙一重の接戦で、芝野の碁の内容は確実に上向いている。

 決戦を前に芝野は「ここまで井山先生だから負けているというよりは、自分のミスが目立った場面が多い。調子を整え、成績は気にせず戦っていきたい」、井山は「1、2局とも終盤までもつれ、結果がこちらに幸いした。勝負としてはこれから。スコアは意識せず、これまで通りベストを尽くすだけ」と話した。

 対局は23日午前9時、芝野の黒番で開始。持ち時間は各8時間。24日夜までに決着する。(大出公二)