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 ここは香川県多度津町東浜のカフェ。カウンターの店主と客との間に、白や金色の額縁が立つ。額縁越しの花や食器棚は1枚の絵画のよう。飲みものを注ぐ店主を見れば、絵の中の人が動いていると錯覚する。

 商店街の一角に構える「Tetugakuya(てつがくや)」。2016年にオープンし、古美術店も兼ねる。L字形のカウンターに10枚の額縁のついたパネルを置いたのは、今年5月だ。

 コロナ禍で、飛沫(ひまつ)防止のシートを導入するか悩んでいた店主の杉原あやのさん。「どうせなら遊び心を」と、額縁にシートを貼ろうと決めた。いまは客足が少なくシートはないが、いずれは貼ろうと考えている。

 店は土日のみ営業。臨時休業の場合もある。

 杉原さんは大学で哲学を学び、現在は店を経営する傍ら、中高生などを対象に哲学対話イベントを不定期で開く。問い合わせは(050・5897・3829)へ。(平岡春人)