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 「ハンコをすぐなくしたい」。河野太郎行政改革相は23日、首相官邸で開かれた「デジタル改革関係閣僚会議」の初会合で、日本の「ハンコ文化」の見直しの必要性を訴えた。平井卓也デジタル改革相が記者団に明らかにした。

 河野氏の発言をめぐり、平井氏は「本人確認のためではなく、ただ『ハンコを押した』という事実だけが必要なケースは、すぐにでもなくしてしまいたい、という趣旨だった。私も賛同する」と語った。

 ハンコの使用をめぐっては、書面に押印を求める慣行が企業の在宅勤務(テレワーク)を阻んでいるという指摘もあり、安倍前政権も「脱ハンコ」を推進。自民党の「ハンコ議連」の会長を務めていた竹本直一・前IT相が、担当相と議連会長との立場の整合性に疑問の声が上がり、5月に議連会長を辞任した経緯もある。(菊地直己)