[PR]

 協力して初期消火に取り組み、火災の拡大を防いだとして、三重県亀山市消防本部は23日、亀山市みどり町、田中清二さん(69)と妻きみ江さん(62)、長男拓馬さん(39)の家族3人に感謝状を贈った。屋外の水道で水をかけ、消防車が到着したときには、ほとんど火は消えていたという。

 市消防本部によると、8日午後9時前、きみ江さんがパチパチという音に気づき、台所の窓を開けると、近所の家の方が赤くなっていた。それを聞いた清二さんが自宅を飛び出し、その家の玄関をたたいて火災を知らせ、屋外の水道を使って水をかけた。拓馬さんは119番通報し、消防車の誘導などをした。

 清二さんが代表して、感謝状を受け取った。平松敏幸消防長が「壁の焼損だけですみ、助かりました」と感謝の言葉をかけた。清二さんは「何とかしないと、という気持ちだけでした。近くに水道があって運もよかった」と話していた。(中根勉)