[PR]

 南太平洋に浮かぶ島国フィジー。「世界で一番幸せな国」とされながら、コロナ禍で観光客が激減している現状を知った東京都立高校の生徒らが、クラウドファンディング(CF)で資金を募り始めた。伝統柄の布製品を買うことで支援する仕組みで、今月末まで呼びかけている。

 CFを始めたのは、都立富士高校2年生の吉田菜乃(なの)さん(17)ら。吉田さんは、海外大への進学や留学希望者向けの講座でフィジーの現状を知った。講師として、同校の教諭の友人で、フィジーの語学学校で働く日本人夫妻が登場。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で国際線の便が減り、留学生の入国制限で語学学校の経営が危うくなっていると聞いた。観光産業が打撃を受け、失業者も増えているという。

 フィジーは、米世論調査会社の調査で「今幸せか」という質問に「はい」と答えた人が9割を超えた「幸福度世界一」の国として知られる。吉田さんは「人々はコロナの中でも『大変だけど頑張ろう』と積極的だとも聞いて、応援したくなった」と話す。

 4月から、同校独自の科目「探究未来学」の「起業家育成ゼミ」で問題の解決策を探ることに。調べていくうち、白黒茶の幾何学模様の「タパ柄」という伝統柄の布製品があると知って、考えた。CFで集まった支援金でこれを買うことで、現地の衣料産業を応援できるのではないか。支援した人が、語学学校の講師からオンライン授業を受けられるコースも考案した。

 語学学校で働く夫妻や、インタ…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら