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 東京都江戸川区臨海町3丁目の「タカラ食品工業」葛西工場で、従業員78人が新型コロナウイルスに感染するクラスター(感染者集団)が発生した。区が24日、発表した。

 区などによると、同工場で今月中旬に計5人の女性従業員の感染が判明。その後、工場の従業員や関係者314人についてPCR検査した結果、新たな感染が分かった。結果待ちが21人いるほか、濃厚接触者も追跡調査している。

 タカラ食品工業(本社・大田区)によると、同工場ではサンドイッチなどを製造しているが、食品に直接触れたり、飛沫(ひまつ)がかかったりすることはなく、保健所の立ち入り調査の結果、食品の衛生管理に問題はないという。同工場は24日から稼働を止めており、工場全体を消毒する。

 同社担当者によると、工場内では専用のマスクや帽子の着用を義務づけており、マスクを外すのは更衣室や食事中などに限られているという。共同生活する外国人研修生らもいるが、「なぜここまで感染が広がったのか全く分からない」と語った。