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 同じ生協の配送担当者でも、賃金と仕事の価値のバランスを正職員ドライバーと同じモノサシで比べると、委託先ドライバーの年収は本来の額より約130万円も低い――。そんな調査結果を労働組合がまとめました。委託の働き手は、「自分たちにも同一労働同一賃金を」と訴えます。

 森充司(あつし)さん(44)は、生協の組合員に商品を配送するトラックの運転手だ。

 勤め先の会社は、静岡・山梨・神奈川に展開する大手生協から、配送を委託されている。毎朝出勤するのは、静岡市にある生協のセンター。午前6時ごろには職場に着き、商品を積んだ2トントラックで出発する。配送先は、個人宅と共同配送を合わせて一日70件ほど。夕方までにセンターに戻り、片付けや事務処理をする。

 入社して丸6年。最初の1カ月は先輩が同乗して指導してくれたが、すぐに独り立ちを求められた。誤配や欠品で対応を求められても「すべて自分一人の責任」。入社1年でリーダーになり、有給休暇をとった同僚の代わりに配送したりもするようになった。リーダー手当はつくが、同じ立場の正職員の運転手と話をすると、手取りが毎月5万円ほど違うという。

 以前は、出発前の積み込みやセンターに戻ってからの片付けを自分でしていた。ところが、生協と直接の雇用契約を結んでいる正職員の運転手には、積み込みや片付けを担うパート職員がいた。労働組合が会社と交渉した結果、今は森さんたち委託にも担当のパートがついた。

 一方、同じように委託先に13…

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