[PR]

 新型コロナウイルスに感染した

学生や教員ら大学関係者について、東北大が感染経路を特定できた公表資料を集計したところ、学内と学外が半々程度だったことがわかった。今後、対面での授業が再開される場合は、授業以外の場面でも注意する必要があるという。

 学内のコロナ対策を担当している東北大総務課が、全国の自治体や大学が7月1日から9月10日までにウェブサイトなどで公表した約950人分の感染事例を収集。詳細が伏せられているケースもあり、感染経路が特定できた349人について解析した。学内は166人(48%)、学外は183人(52%)だった。

 学内は寮が94人(27%)、サークルなどの課外活動65人(19%)、授業3人(1%)など。寮や課外活動は集団感染につながりやすく、人数が多くなった。学外は飲み会などの会食64人(18%)、旅行・外出26人(7%)、アルバイト7人(2%)などだった。

 授業での感染が少ないのは、オンライン講義が多かったことに加え、理系の実習などでは座席を離して配置するといった対策に一定の効果があったとみられるという。

 青木孝文・東北大副学長は「今『授業どうする』という議論が活発だが、授業の対策だけでなく、その後の飲み会といった集まりでの感染拡大防止にも力を入れないといけない」と話している。(野中良祐