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 千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で、特集展示「日本の食の風景―『そとたべ』の伝統」が開かれている。現代にも伝承されている、外でちょっと食べる「そとたべ」に注目。約30点の資料を展示して、歴史を解き明かし、民俗学的な考察を加えている。

 「そとたべ」という言葉。実は、担当した関沢まゆみ・同館教授の造語。日本の食の風景には二つの大きな流れがあるという。一つは中世の禅宗寺院の料理の影響を受けて、武家の供応料理として発達した本膳料理。もう一つが、そとたべ。花見やお祭りなどで食べる弁当や、屋台などでの食事を指している。

 その歴史は、江戸・東京では明暦の大火(1657年)に始まる。町人たちの間では、茶店や煮売りの屋台が盛んになり、寛文元年(1661年)には、夜間の煮売りの禁止令が出るまでになった。そばやうどん、おでん、天ぷら、うなぎなどの店があり、江戸復興のために集まってきた人たちに人気があった。

 江戸時代中後期になると、現在…

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