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 8月に78歳で亡くなった俳優の渡哲也さんゆかりの鍋が、福島県喜多方市の温泉旅館で復活した。37年前にドラマの撮影で滞在した際に振る舞った特製の豚汁で、当時を知る社長が渡さんをしのんで味を再現した。

 福島と山形県境をまたぐ飯豊(いいで)連峰のふもとにある熱塩(あつしお)温泉「山形屋」。今月から宿泊客にダイコンやジャガイモなどが入った豚汁にたっぷりのニンニクと唐辛子を加えた鍋の提供を始めた。社長の瓜生(うりゅう)泰弘さん(64)は「辛くて、体がポカポカ温まる思い出の鍋です」と話す。

 鍋は1983年3月に誕生した。刑事ドラマ「西部警察」福島編のロケがあり、渡さんや舘ひろしさん、峰竜太さんらとスタッフを含め約70人が山形屋に1週間ほど滞在した。

 撮影は宿から車で10分ほどのダムの建設現場であり、山深くて日中でも底冷えする。瓜生さんによると、冷えた体を温めるため、渡さん側からの要望で大量のニンニクと唐辛子が入った豚汁の大鍋を旅館から現場に届けたという。

 渡さんらがドラマの役名にちなみ「大門軍団」と呼ばれていたことから、「大門鍋」と命名。撮影が終わった後も10年間ほど、宿泊客に提供していたという。

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