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 青森県は23日、新型コロナウイルスと冬場のインフルエンザの流行に備え、二つの感染症に対応する検査件数を1日当たり4千件とする新たな目標を明らかにした。青森市内で非公開で開かれた新型コロナウイルス感染症医療対策会議の終了後、県健康福祉部の奈須下淳次長が取材に答えた。

 県の試算によると、ピーク時に必要な1日当たりの検査件数は新型コロナで375件、インフルエンザは3571件。9月4日時点で県内の最大検査件数は759件となっており、5倍以上に拡充する。

 青森、弘前、八戸の医師会が運営する検査センターは今後も継続。県環境保健センターやPCR検査センターの検査体制を強化するほか、民間の委託検査を増やすなどの対策をとる。

 これまでは「帰国者・接触者相談センター」が新型コロナの感染が疑われる患者の受診相談を担当し、診療に当たる「帰国者・接触者外来」につないだが、熱などが出た患者が地域のかかりつけ医や診療所で診療・検査を受けられる体制を10月中にも整備する。

 奈須下次長は「かかりつけ医で検査ができるよう医療機関に協力を求め、できるだけ早期の体制構築を目指したい」と述べた。(仲川明里)