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 北海道有数のワイン産地・池田町で25日、今年取れたブドウを使った十勝ワインの仕込みが始まった。10月末までに、前年よりやや多い約400~450トンを仕込む予定だ。

 町ブドウ・ブドウ酒研究所の工場兼観光施設「ワイン城」に、町内産「清見(きよみ)種」など約12トンが運び込まれた。勝井勝丸町長も参加した安全祈願のあと、未成熟の実や茎などが機械や手作業で取り除かれ、タンクに送られた。

 春先から7月までの降水量が少なかったことなどから生育の遅れが見られたが、夏は比較的気温の高い日が続き、収量は平年を上回るという。ワイン城は今年、内装などをリニューアルした。佐野寛所長は「リニューアル効果で多くの観光客に来ていただいている。北海道ならではの、豊かな酸味のあるワインを届けたい」。(中沢滋人)