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 銀行や生命保険会社などが販売する外貨建て保険への苦情が絶えない。高齢者を中心に「元本保証だと思っていたのに」「仕組みがわかりにくい」といった声が聞かれる。為替による損失の可能性や費用の詳細などを十分理解していないケースも多い。原因はどこにあるのか。販売実態を調査してきた「生損保研究会ぐるーぷ31」の松尾保美代表と酒井佐代子事務局長に語り合ってもらった。

拡大する写真・図版「ぐるーぷ31」の松尾保美代表と酒井佐代子事務局長が、外貨建て保険のパンフレットなどの資料を前に意見を交わした=大阪市

 松尾代表 外貨建て保険を契約した人が分からないことの一つが、手数料などの費用だ。具体的中身や金額について、保険を売った銀行や保険会社がきちんと説明していないためだ。

 酒井事務局長 私も外貨建て保険を契約したが、説明を受けなかった。保険の設計資料に積立利率の変動幅が載っていたので「これは何?」と聞いたら、「それは解約する場合ですから知らなくて大丈夫」と言われた。

 松尾 途中で解約した時にかかる「解約控除」や、「市場価格調整」という仕組みについては、特に多くの契約者が知らないままだ。言葉を聞くだけで難しく感じてついていけない。

 酒井 70歳で契約したとしても、老後の資金が必要になれば途中解約する場合もある。その時にかかる費用は、事前によく知っておきたい。

クーリングオフの期間もこのままでよいのか……

 松尾 解約時には保険の積立金…

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