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 環境省は25日、育児休業取得の申請など、法令の規定はないが、慣例的にハンコを求めてきた省内の手続きで押印を不要にすることを決めた。河野太郎行政改革相が行政手続きでハンコを使わないよう全府省に要請したことに応えた。

拡大する写真・図版ハンコの例

 省内の手続きで、同日からハンコを不要としたのは、育休の申請書のほか、人事異動にかかる同意書、各種手当の申立書など。今月中には内規を改正し、出勤簿やフレックスタイムの申告の際のハンコも廃止する。

 国の許認可や契約に必要な社印や公印など、法令で様式が規定されているものについては、電子化や簡略化ができないか、今後、政府全体で検討する。

 菅政権が掲げる「あしき前例主義の打破」の一環。この日、小泉進次郎環境相は首相官邸で記者団に、河野氏の要請について「まったく同感です」と賛意を示した。環境省はこのほか、深夜に及ぶことが多かった副大臣、政務官の就任当日の記者会見についても、日を改めて日中に実施した。(水戸部六美)