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 結婚を約束したという女性から約960万円をだまし取ろうとしたとして、警視庁新宿署は、ホストクラブ従業員の荻野嵩貴容疑者(32)=東京都新宿区=を23日に詐欺未遂容疑で逮捕し、24日夜に同区歌舞伎町2丁目の勤務先を家宅捜索した。署によると、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、捜査員が防護服を着用しての歌舞伎町での家宅捜索は、8月に続き2回目という。

 発表によると、荻野容疑者は8月上旬、知人の20代の女性に「後で返金するので売り上げに協力してほしい」などとうそをつき、勤務先で高額なシャンパンなどを注文させ、飲食代として約960万円を支払わせようとした疑いがある。女性とは5月に婚活アプリで知り合い、求婚した上で、「店で1番になり、歌手になる夢をかなえたい」などと話していたという。

 荻野容疑者は容疑を否認し、「お金を返す約束をしている」などと供述しているという。署には複数の女性から「婚約していたホストから、高額のホスト代をだまし取られた」といった相談が寄せられているといい、関連を調べている。(岩田恵実、田中紳顕)