[PR]

 陸上100メートルの世界記録保持者、ウサイン・ボルトさんと練習して学んだ走法の普及に取り組む一般社団法人「走りの学校」の和田賢一さん(32)=兵庫県淡路市=が25日、高知市の小学生と高校生を指導した。「足の速さは才能ではない」と話す和田さんの理論を参加者は体験した。

 和田さんは2014~16年、全日本ライフセービング選手権のビーチフラッグスで3連覇した。さらに走力向上をめざし、15年にはボルトさんらが所属するジャマイカのクラブチームに3カ月間参加した。

 この経験から、短距離走では前脚が地面に着く前に後ろ脚が追い越すことが重要だと気づいた。独自に理論を構築し、プロ野球選手を始め、小学生から大学生まで幅広い世代に走り方を教えている。これまでに3千人以上を指導した。

 25日の指導では、午前に高知商の2年生、午後からは高知市立旭小学校の児童が加わった。同小4年の堀内颯人さんは「弾むように走ることは知らなかった。運動会では活躍したい」と話した。和田さんは「才能だと思われている走りでさえ変わるのだから、どんなこともあきらめずに挑戦する気持ちを大切にして欲しい」と語った。(加藤秀彬)

関連ニュース