アロハシャツと日本の縁たどる 茅ケ崎市美術館で企画展
林瞬
神奈川県茅ケ崎市役所で夏のクールビズスタイルに正式採用されるなど、日本でもおなじみの「アロハシャツ」。ハワイ生まれのシャツだが、実は日本に深い関わりがある。同市がホノルル市・郡と姉妹都市を結んで5年となるのを記念し、茅ケ崎市美術館でアロハシャツの歴史をたどる企画展が開かれている。
濃紺の下地に精密なタッチで大胆に描いた「富士・鷹・茄子」。総柄よりも布を多く使ううえ、柄の「合わせ」も難しく、高い技術とこだわりがうかがえる。
「ランド・オブ・アロハ」は、海で人々が楽しそうに踊ったり楽器を演奏したりする様子が描かれている。海や花、果物に囲まれ、自由な空気を持つハワイの地への憧れを誘う。
展示されているのは、193…