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 暴力団員が地元飲食店に配ったのは、鉄道時刻表。その理由は――。茨城県公安委員会が8月下旬、古河市内に事務所を置く6代目山口組系暴力団組員の男(30)と同市内の印刷業者に対し、県暴力団排除条例に基づき、利益の受供与をやめるよう勧告した。業者が印刷した時刻表が事実上の「用心棒代」集めに使われており、暴力団の活動を助長する行為にあたると判断した。

 県警組織犯罪対策課によると、この組員は2019年3月と9月、古河市内にある飲食店など約50店の広告が入った鉄道時刻表300枚の印刷を、業者に20万円で依頼した。この業者は、依頼主が暴力団組員で、その活動を助長すると知りながら時刻表を提供。自社の広告も時刻表に掲載し、広告掲載料4万円を組員に支払ったという。

 同課によると、JR宇都宮線古河駅の時刻表(B3サイズ)で、古河市内の飲食店や建設業者など約50業者の店名や連絡先などが書かれた広告も載っていた。これらの店や業者は掲載を依頼しておらず、いずれも勝手に載せていた。

 この組員は、広告を載せた業者に時刻表を配って回り、広告代名目で1万~5万円ほどを要求。多くが支払いに応じていたといい、県警に対し「断れば何をされるか分からないので仕方なく付き合っていた」と話しているという。

 県公安委員会は両者の行為が暴…

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