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 フランスの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」のパリの旧本社前で25日に男女2人が刃物で襲われた事件で、ダルマナン内相は同日夜に出演したテレビ番組で、主犯とみている容疑者がパキスタン出身の男だと明らかにした。

 内相によると、この容疑者は3年ほど前に未成年で渡仏。事件の数カ月前にドライバーを持っていた容疑で拘束されたことがあったが、当局は要注意人物とはみなしていなかった。

 ダルマナン氏は、襲撃について「明らかにイスラム主義者のテロ行為だ」と述べた。「シャルリー・エブド社があった通りだし、イスラム主義のテロリストのやり方だ」と指摘。ただ、容疑者がイスラム教徒かや動機については触れなかった。仏メディアは容疑者の年齢を18歳と報じているが、身元は「確認中」という。

 仏紙フィガロによると、仏当局は同日午後、パリ郊外で容疑者とともに暮らしていたパキスタン出身の3人の男を拘束した。仏当局は事件直後にも33歳の男を拘束しており、事件との関係を調べている。(パリ=疋田多揚)