拡大する写真・図版昨年9月、米ニューヨークで会談したジョンソン英首相(左)とトランプ米大統領=ロイター

[PR]

 「賢い指導者は自国の利益を最優先する」と言うトランプ米大統領。その流儀をまねする指導者がいる。欧州連合(EU)を離脱した英国のジョンソン首相もその一人だ。トランプ氏は「いいやつだ」と持ち上げるが、「友情」から英国が得たものは多くない。

 ジョンソン氏のトランプ流への心酔ぶりを物語る発言がある。まだ外相だった2018年6月、保守党の内輪の会合で語った音声がリークされた。

 「トランプの狂気の中には筋道がある。トランプがEU離脱を率いたらどうなったと思う? あらゆる決裂と混乱を起こし、誰もが『彼は狂ってしまった』と思うだろうが、実際にはうまくいくかもしれない。妙案じゃないか」

 19年7月に首相となり、EUに別れを告げた。「英国を最も偉大な場所に」と語る姿も本家の「自国第一」を思わせる。不正確な発言で場を盛り上げ、反移民感情を利用。「既得権益」を抵抗勢力に仕立て、内なる分断を支持拡大の原動力にする。そんな手法にも共通する点がある。

 自国の利益のためなら、国際協…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら