「ありのままでいいよ」 体験元に母親らが不登校ガイド
真田香菜子
不登校になった子どもにどう接すればいいか――。千葉県横芝光町などに住む母親たちが、自身の体験を元に助言する「山武郡市周辺 不登校ガイド」を作った。不安を抱える地域の親子に、「ありのままでいいよ」と伝えている。
ガイドは13ページ。不登校が始まってから、悩み苦しむ時期を経て、再起し、安定するまでを七つの段階に分け、その時々の子との接し方を、経験者としてのアドバイスを交えて解説する。
たとえば、悩み苦しみ、再起へのエネルギーを蓄える時期の子どもは、暴れたり部屋にこもったりすることがあると説明。そんな時は「子のそのままを認め、心からゆっくり休む環境を整えてあげることがとても大事」としている。
中学時代に不登校を克服した…