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 いま注目の講談界で第一線を張る大ベテランは、月25日ほど寄席をわかし続けている。昨年、講談界で2人目となる重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。

 前橋商業高校を卒業後、役者にあこがれて上京。新劇や歌舞伎の世界に身を置いた後、27歳で入門した。所属していた劇団の座長に「お前の朗読は講談だ」と言われたことがきっかけだった。東京・新宿の末広亭で初めて講談を聞き、後に弟子入りする二代目神田山陽の明快な語り口調に引き込まれた。

 登場人物の会話で物語を展開する落語に対し、張り扇で釈台をリズムよくたたき、物語を読み上げていく講談。江戸の半ばから明治の末までは落語をしのぐ人気と言われたが、大正時代から長い低迷期が続いてきた。

 講談師が寄席で演じるのは一席…

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