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 「山梨写真サロン2020」の入賞作品が決まり、朝日大賞に中島淳さんの「光環 パール富士」が選ばれた。朝日新聞社賞に兵後敏博さんの「まなざし」、全日写連賞には志村茂雄さんの「星の軌跡」がそれぞれ決まった。特選以下の作品は次の通り。(敬称略)

 ◇特選「天鈿女命(あめのうずめのみこと)の舞(まい)」(角田東洋男)▽「おっとっと!」(小林慎子)

 ◇準特選「親の愛」(高保照代)▽「極寒の早朝に!」(氏原静)▽「釣り人」(長沢孝)▽「水鏡に秋景」(野村宗夫)▽「縁側の愛情」(小沢松郎)

 ◇入選「片時雨」(青木明雄)▽「親子の絆」(磯野正義)▽「夕暮の笠」(宮下徳長)▽「おりこうさん」(近藤恵理子)▽「染まる棚田」(沢登圭造)▽「三連吊るし雲」(小松喜久治)▽「桜散る」(多泉)▽「花の寺」(藤沢久子)▽「会いたかった」(真田俊正)▽「餌を狙う」(小林敬子)▽「出逢い 京都」(依田辰男)▽「秋深し」(頴原学)▽「ネオンパラソル」(内田真琴)▽「もみじ回廊」(山本茂博)▽「イルミネーション車道」(阪本章)▽「雨にうたれて」(堀内かず子)▽「獅子舞終えて」(作地正健)▽「よさこいソーラン」(小林守雄)▽「天空爽快」(小沢己江子)▽「記憶」(五味友佑)

 【評】朝日大賞「光環 パール富士」 満月、天候、空気中の花粉によってできる光環と、様々な条件がそろったタイミングをとらえて、神秘的な作品にした。虹色のグラデーションがすばらしい。

 朝日新聞社賞「まなざし」 スローシャッターで撮影、少女の顔はぴたりと止まっているのに手はブレて、動感たっぷりだ。少女のまなざしからは緊張感が伝わってくる。

 全日写連賞「星の軌跡」 比較明合成で、満天の星の軌跡が美しくとらえられている。フレミーングが的確で富士山の大きさがちょうどよく、星の色もカラフルだ。

 特選「天鈿女命の舞」 面をこちらに向けて扇をかざし、腰を深く落として袖が流れた瞬間を逃さず、写し撮った。モノクロにしたことで、神聖な舞の雰囲気が伝わる。

 特選「おっとっと!」 落っこちそうになりながら、必死にハスの葉にしがみつくアオガエルの様子が面白い。ピントはびしっと目にきていて、背景もきれいに処理されている。

(評は全日本写真連盟関東本部委員 山口百希)

 上位3賞の作品は、来年2月10日から甲府市総合市民会館で開催予定の県本部合同写真展に展示する。