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 サッカーJ2のヴァンフォーレ(VF)甲府は、23日の磐田とのアウェー戦を1―1で引き分け、前半戦を8勝3敗10分け勝ち点34の6位で折り返した。後半戦初戦となった26日は、新潟とのアウェー戦で1―1の引き分けスタートとなった。

 新型コロナウイルスの影響で、2月23日の開幕戦後は約4カ月間中断。6月27日に再開されたが、中2、3日の過密な試合日程となった。

 求められるのが、誰が出場しても同じような戦いができる総合力だ。試合ごとに先発メンバーを入れ替え、対応してきた。一方、攻撃の要のブラジル人FWのドゥドゥ、ジュニオールバホスがけがで離脱する中、若手がその穴を埋める働きをみせた。

 3年目のFW太田修介が5得点。同じく3年目のDF今津佑太、大卒1年目のMF中村亮太朗もそれぞれ2得点を挙げるなど存在感をみせた。来季の加入が内定している特別指定選手の大学生3選手も起用されている。

 光るのは強固な守備力。16節の群馬戦から第22節の新潟戦まで7試合負けなしに加え、うち5試合が無失点。2位の北九州、首位の長崎(いずれも対戦時の順位)との連戦で完封勝ちを収めた。

 カギを握るのが得点力だ。ここ4試合連続で引き分け。21節の磐田戦、22節の新潟戦は先制されても、すぐに追いついた。しかし、勝ち越すことができない。

 26日の新潟戦終了後、会見で伊藤彰監督は「すぐに追いつくことができたパワーは素晴らしいが、ゴールネットを1回ではなく、2回、3回と揺らせるようにしたい」と力を込めた。(田中正一)