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 タンチョウが集まって来る冬を前に、越冬地の北海道鶴居村で27日、村の子どもら約30人がタンチョウが餌を採りやすいよう川岸をきれいにした。

 村には厳冬期でも凍らない川や湿地が多くあり、タンチョウは小魚などを捕らえられる。しかし環境省管理の給餌場に集まりやすく、伝染病の打撃を防ぐため、「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」は17カ所に自然採食地を整えている。

 今回、そのなかの旧雪裡(せつり)川の川岸で、小中学生16人を含む約30人が手直しに取り組んだ。生い茂る低木やササをノコギリで丁寧に刈り進み、「開けてきた」などと言いながら作業を進めた。楽しそうにノコギリを使っていた鶴居小6年の秋里康平君(12)は「タンチョウがここでのんびりと過ごしてくれたらうれしいな」と話した。

 タンチョウは例年、11月中旬ごろから多く飛来してくる。(高田誠)

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