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 茨城県笠間市特産の栗を使い、地元の小学生が考えた創作菓子や弁当が同市内などで限定販売されている。例年、この時期に開催される「かさま新栗まつり」の会場などでお披露目されていたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、まつりは中止に。「せっかくのアイデア」と、参加業者の店で提供することになった。

 7回目を迎えた「かさまの栗アイディアレシピコンテスト」の入賞作品。今年は市内の小学生から620点のアイデアがイラスト付きで寄せられ、7月下旬に同市や水戸市の菓子店など9業者が審査して13点を選んだ。アイデアを生かして再現しつつ、それぞれ業者のプロの手も加わっている。

 新栗まつりの初日の予定だった26日には、笠間市内の2店舗が販売を始めた。「御菓子処 松島製菓」(同市笠間)は水まんじゅうとおはぎを採用。夏菓子の水まんじゅうに栗を使うのは珍しく、店主の松島吉宏さん(54)は「意外に色合いもよく、好評なら定番化も考えたい」。

 毎年参加する洋菓子店「グリュイエール」(同市下市毛)は、目と鼻をあしらったケーキのモンブランとタルトを選んだ。根本高行社長(66)は「イベント中止は残念だが、逆に息長く売れるようにしたい」と話す。

 商品は市の特設ホームページ(https://kasamanokkuri2020.glideapp.io/別ウインドウで開きます)で紹介している。販売期間は一部を除き、10月上・中旬まで。今後、有志によるネット販売も計画されているという。(古源盛一)